エトルスクの小さな街へ <イントロ>

ローマまでの道のり
今回利用したのはタイ航空のビジネスクラス。出発直前の手配であったこと、夏休みに突入していたことで、いつもの大韓航空が手配できず、また、他の航空会社もほぼ満席で格安でのチケットの手配が出来なかった。その中でタイ航空は「21万」という値段でビジネスクラスでイタリアまで購入出来たので、思わず飛びついてしまった。

関西からタイ航空でイタリアに向かうには、まずタイまでJALとの共同運行の便(機材はJAL)に乗り、タイからタイ航空に乗り換える。上の写真はJALのビジネスシートである。DC10ということもあり、かなり狭い。しかし、料理はなかなかおいしかった。私達は和食をチョイスしたが、御飯は竹皮に包まれていて、焼き物もウニ焼き(魚の切り身にウニを塗り焼き上げたもの)など、工夫をこらしてあった。

左上は熱々の「はも鍋」、味噌汁もtっぷり。デザートにはココナッツだんごを選択。フルーツもおしかった。

食事自体はワンプレートでくるが、食後のデザートやチーズなどはワゴンでくる。好きなものを好きなだけ選べるのがありがたい。最後には食後酒とチョコレートがつく。

タイまでのミールは一度だけ、あとは免税販売と映画である。パーソナルビデオはあるが、選べる選択肢は少なく、後の時間(タイまで5時間)は苦痛であった。座席に余裕があったので、広々と好きなところに座ることが出来てよかったが、あれで混雑していたら、かなり窮屈なビジエネスクラスだと思う。

タイで約1時間のトランジットで無事乗り換え、乗り込んだ機材は大変新しく快適でした。足をのばしていても前を横切れるくらい足下が広く、フットレストも使い心地が良かった。シート幅もゆっくりしている。JALとは比べ物にならない。ただし、残念な事に、ミールがいまいち。いや、かなりまずい!前菜やパン、デザートはそこそこいけるのに、メインの不味いこと、、、。これはすべての食事に共通だった、肉はかたくてぼそぼそ、味も香りもない。

朝食も最初に出てくるリフレッシュメント(フルーツなどの盛り合わせ)やパンはおいしいけれど、そのあとのオムレツや、クレープなど(どちらかチョイス)が不味い。こんな不味い機内食ははじめて食べた。以前エコノミーのタイ航空に乗ったときは美味しかったと思ったのに、、、。

パーソナルビデオでの選択肢は多いのだが、いかんせんすべて英語。
最後におみやげと称して「テーブルクロス」の様なものをくれた。

しかしシートがいいというのは、かなり楽。ローマに着くまでまったく苦痛を感じなかった。(今回の機材コードは747)

ローマ到着

さて、ローマ空港には予定時間の1時間前に到着。早朝5時半だった。
ビジネスクラスだけあっって、荷物も早く出てくるし、入国審査はほとんどフリーパスだし、6時にはすべておわっていた。連れが換金したいというのでカンビオに行くが、さすがに開いていなかった。わたしは前回の残りのリラを少し持っていたが、彼女はすぐに蚤の市に行きたいのでここで換金したいと言う。そこで、カンビオの近くにあった自動両替機を使うことにした。まず。一万円を挿入口にいれる、すぐに青いランプが付、、、、かなかった。
やられた、飲み込まれた。キャンセルのボタンもなし、問い合わせのインターホンなどもなし。近くにいた空港職員に尋ねても、横の銀行の窓口が開くのを待てというばかり、、。オープンは7時半。それまでここで待つしかない。
ボーっと機械の前に座っていると、時々人がやってくる。壊れていることを身ぶりでしめし、お互い肩をすぼめる。
そのうち日本人と思われる若い男性がやってきた。もしかして日本人じゃなかったらはずかしいので、片言の英語で「壊れているの」と教えたら、「壊れているんですか」と日本語で答えてくれた。
ああ、こんな時の日本人ってなんかうれしい。事の顛末を話しているとその男性の後ろから、アジア系と思われるシスターが話し掛けてきた。もちろん私達にはわからない言葉。すぐさま彼が何か答えている。ものすごく流暢。シスターがお礼をいって離れていったので、わたしは彼に「タイ語ですか?」と尋ねた。「いえインドネシア語ですよ」「物凄くお上手ですねぇ?」「ええ、僕インドネシア人ですから」え?ええええええ?まったく日本人にしか見えないぞ。話し方も、日本語自体むちゃくちゃ自然なのに、、、。「に、日本語むちゃくちゃうまいんですね」「ありがとうございます。今は日本の大学で仕事しているので」と彼。聞けば早稲田の研究室で研究中で、今回は学会にきたのだとのこと。週に一度は学校で生徒に教えているらしい。今日はこれから電車でコモまで行くそうだ。
そんなこんなで話し込んでいる内に時間になった。が、係員はこない。イタリアですからねぇ〜と三人で笑っている内に係員がやっくる。私達が英語に自信ないといったので、彼が全部言ってくれた、でも窓口のおっちゃんは「これはうちの機械じゃないからわからない、外に出てローマ銀行に行け。」という。そして結局彼についてきてもらって、そとの窓口で交渉、かなり時間はかかったがやっと一万円は返ってきた。感謝、感謝。
イタリアがはじめてという彼に、イタリアのジプシーの話や、タクシーの話などして、駅に向かう彼と別れた。帰国日が同じだったので最後の日にローマでの食事を約束して見送った。

さ、お届けものをもってはにわさん家に行こう。

朝早くから押し掛けてきた日本人にあきれながらも、快く受け入れて下さったらくださん。出勤前の貴重なプライベートの時間を申し訳ありません。

取りあえず日本から持ち込んだ「極秘」荷物を置かせていただいて、私達はポルタポルテーゼに出陣。

戦利品を抱えて戻ってきた私達に、はにわさんからの心尽くしのおもてなしが、、、。きゃぁ〜てんこもりの生ハム。チーズ、そしてパスタ。ぺろりとたいらげ、井戸端ねたでもりあがっていると、らくださん御帰宅。
私達もそろそろ時間なので失礼することにした。

ヴィテルボに向けて出発。


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