京都 祇園 割烹『丸山』

3月28日(

祇園にある割烹『丸山』に

昼食に行って来ました。

お部屋は、2階のお座敷。

次ぎの間付きの、

比較的大きなお部屋です。

 本床の床の間には、

青磁の壺に

ナデシコなどの春の花が、、、

掛け軸も花と鳥がモチーフ。

反対側の床には、おおきな陶の鯉。

部屋から見える庭には縁側。

「2階なのに桜が?」と思ったら

大きな瓶に枝垂れ桜の大振りの枝を

バランスよく活けてあったのでした。

止めてある水糸が

工夫を感じるヽ(^^ゞ

季節を、より感じる様に,隅々まで考慮されたお座敷です。

配膳に来る仲居さんも座敷きの入り口ではなくて、

縁側の方から入られます


まず最初は、桜の花の塩漬けの

『香泉茶』

水中花のように湯のなかでゆらめいて

桜の香りが口の中いっぱいに拡がります。

これは、お祝い事のときや、

春先によく飲まれるお茶です。

味はほんのりとりた塩あじです。

続いては、『石焼き』

熱く熱した石にホタテのからを載せ

エンドウの裏ごしと、朝堀のたけのこ

そして、ホタテの身と雲丹を載せ

木の芽と土筆で、彩りを添えています。

一緒に饗されたのは、濁り酒でした。

朝堀の竹の子のしゃりしゃりとした食感と、えんどうの裏ごしのねっとりとした食感に

雲丹やホタテの甘さが加わって、大変めずらしい逸品です。

京都の朝堀の竹の子は、本当に「えぐみ」がなくてやわらかいので、

生でも食べれるのですが、こんな風に焼いて食べるのもおもしろいですね。

貝合わせの八寸

金螺鈿のはまぐりには、赤貝とせりの辛子味噌あえを、

銀螺鈿のはまぐりには空豆としじみのしぐれ、

白魚のしらあげを盛り合わせてあります。

一番奥ははまぐりの酒蒸し。

かくし包丁で食べやすく切り目がいれてあります。

向こう付けはお刺身。

まぐろのおおトロとキスと鯛です。

お刺身のケンは、ダイコンではなくて

くじらの軟骨を糸状に刻んだもの。

しゃりしゃりとしていて面白い食感です。

でも、一番すばらしかったのは鯛でしたね。

汁ものは、鯛のしんじょと厚切りの酒蒸しあわび

菜の花の彩りもきれいで

口の中でくずれるほどやわらかい「しんじょ」と

もっちりとしたあわびが濃厚でさわやかな汁と

抜群の相性でした。